今週は、日本アスファルト防水工業協同組合の研究部会と、ディックプルーフィング工業会の北陸ブロック会がそれぞれ金沢市内にて開催され、出席してまいりました。
どちらの会も材料メーカーからの新製品の紹介は環境に対応した物が紹介されました。
従来の防水工事ではどの工法を用いても、臭気・VOCの排出・ホルムアルデヒドの発散・有機溶剤・環境ホルモン・産業廃棄物の多量の発生等・・・が非常に多く関係している工法ばかりです。
これからの防水工事は少しでも環境に対応した物を使用しなければとメーカーの材料開発に併せて、我々防水工事店も積極的に使用していかなければと改めて考えさせられる機会となりました。
これからの環境に対応した防水材料として大きく期待される新商品をご紹介します。
○常温積層アスファルト防水工法 『プレスト』
環境対応はもちろんの事、従来の信頼性の高い溶融アスファルト積層工法と同等以上の防水性能を発揮します。
○環境対応型ウレタン塗膜防水 『フラットワン』
1液型で今回は完全無溶剤タイプが新たに追加された事により、脱TX・シックハウス症候群対策・F☆☆☆☆取得を実現しました。ハイブリッド缶の使用により建設副産物の発生抑制・リサイクルで環境負荷低減にも貢献します。
今回の研修では上記新商品の研修のほか、最近多くなってきた木造建築物での防水工事で問題となる、防火関連建築基準法に対応した国土交通省大臣の認定(飛火認定)工法の勉強会も併せて行われました。
これからも人に優しい、地球環境に優しい防水工法に積極的に取り組んでいきたいと思います。
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