関東にいらっしゃるビルオーナー様より雨漏り調査のご依頼をきっかけに、金沢市の繁華街、片町にある某ビル屋上の防水改修工事がこの程完了致しました。
片町周辺のビルの屋上は、空調機械や電気設備等が多く、防水改修工事が非常に困難な場合がよくあります。
今回施工させて頂いたビルも、設備や配管が多く、高圧受電の立ち入り禁止区域もありました。
高圧受電まわりの工事の際には、停電にする必要がある為、北陸電力さま・北陸電気保安協会さま・SECOMさま、そして休日にもかかわらずビル入口の開錠・施錠をしに来て頂いたテナントの店員さまなどたくさんの方々に来て頂き、なんとか工事を無事に完了させる事が出来ました。
ご協力頂きました関係者の方々、本当に有難うございました。
一般のお客様に防水工事といって身近に目にし、理解して頂きやすいのが、木造住宅バルコニーのFRP防水ではないでしょうか。
成型FRP品では無く、現場施工にてFRPを積層ライニングし防水層としています。
一口にFRPと言っても、使用する樹脂にはポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂があったり、それぞれに軟質タイプや硬質タイプもあったりします。
防水に使用するポリエステル樹脂は、軟質タイプを使用しなければ下地構造の動きに追従できないで割れてきたりします。
最近では、FRP防水が割れたなどのクレームが全国的に出てきていると聞きます。
当社が施工するFRP防水層は、ディックプルーフィング社製のディックコロテクトシステム。
トップコート層には、ビニルエステル樹脂の下塗り層とアクリルウレタン樹脂の上塗りを使用する事で、トップコートの変色・割れ・剥がれ等のクレームが起きにくいFRP防水層を作っています。
3月は当社の決算月。今期の売り上げは何とか昨年期を若干ですが上回る事が出来ました。
これも日ごろ皆様のおかげと大変感謝致しております。
4月より新年度、当社は会社設立36年目に入ります。
今月より新入社員も一人入社しました。不景気な経済状況ではありますが、防水保証は10年という長い保証期間です、当社が施工した防水層に、長年責任が持てるよう会社の存続・地域貢献を改めて意識しこれからも引き続き頑張っていきます。
今週は、お客様であります元請け建設業者さまの下請け協力会の研修会が2社それぞれにあり行ってきました。
建設業者の倒産が相次ぐ中、こうして協力会下請けグループ各社と共に研修などを実施し、一緒に考え、尚且つ下請け協力会グループを大事に考えられている元請け建設業者が、その地域の評判・営業力など様々な方面で何かと力を発揮される要因になるんだろうな〜と考えさせられました。
当社もこれから少しでも今以上にお客様のお役に立てるよう頑張って参りたいと思います。