梅雨明け目前で気温が段々と上昇し暑くなってきました。
当社社屋の屋根は金属折板屋根で非常に熱を持つ為、近年の夏時期は冷房が追いつかない時がありました。
今年は環境対策になればと、当社屋根に取扱い商品でありますディックプルーフィング製の『FSコート』を施工しました。
屋根の遮熱効果を図り冷房効率を上げ、この夏はなんとか冷房設定温度を28℃で過ごさなければ・・・
『FSコート』は、ただの遮熱塗装ではありません。遮熱効果以外にも防水効果・防錆効果・防音効果と多くのメリットがある商品です。
FSコートの特徴をカタログより抜粋し、下記に記載しておきますのでぜひご覧ください。
●金属屋根改修工法1液性ウレタンコーティング材
『FSコート』
〜防水型塗装材という考え方〜
一般に金属屋根は雨漏りが起こりにくく優れた構造だといわれています。しかし、実際には水や空気に誘発される錆により、漏水しているケースが多々あります。これは、錆を防止する為に塗装された塗料が紫外線・熱・水により劣化し、保護機能が損なわれていくことが原因です。従来屋根(金属屋根)の再生には、化粧直しとして錆の処理、塗装の塗り替えが一般的でした。しかし、透湿性を有する従来型の塗装は、数年で再度塗り替えが必要となってしまいます。
FSコートは、屋根防水材に用いられる高弾性のウレタンゴムを厚膜でコーティングし、雨・湿気・空気・腐食性ガスの影響を完全にシャットアウトします。
また、高弾性ウレタンゴムと遮熱コートの組み合わせにより、防水効果・防錆効果・防音効果・遮熱効果を付与し、多くのメリットを生み出します。
これが、従来の塗装と全く異なるFSコートによる再生です。
雨漏りを防ぐ 防水効果
金属屋根(鋼板)は日射による膨張、収縮や建物振動による変型によって雨漏りを起こします。FSコートは屋根用塗膜防水材の主流であるウレタンゴム系塗膜防水材でJIS規格(JIS A6021)に適合する性能を有しています。ウレタンゴムの持つ高い弾性が、繰り返される金属伸縮にも優れた追従性を発揮します。また金属のジョイントやはぜ部、フックボルトなど状況に応じた処理を併用する事でさらに高い防水性能を発揮します。
錆から守る 防錆効果
金属屋根(鋼板)の錆は、空気と水により発生します。つまり、金属屋根を空気層や雨水などが直接触れないようにシャットアウトする事が重要です。FSコートは金属下地との接着力に優れ、金属面を完全に包み込んでしまうため、空気層や水分からの影響を遮断します。この塗膜構造により防錆効果を長期に渡り維持します。またFSエポプライマーが既存の錆を包み込んで、素地との接触を妨げる錆止め塗料の性能を有するため、錆と素地の反応により発生する錆も防止します。
雨音を和らげる 防音効果
金属屋根の雨音は階下には意外と響くものです。FSコートは一般的な薄膜塗装に比べて膜厚が多く、またゴム弾性を有しているため、防音効果を発揮します。この防音効果により階下への騒音を低減します。
熱を遮る 遮熱効果
遮熱性能を有したデックトップFで仕上げることにより、真夏時炎天下の表面温度を最大10℃〜20℃低下させることが出来ます。この遮熱効果が階下の温度上昇を防止すると共に、FSコート自体の劣化を低減します。
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