春時期の天気が良い頃に施工する方が望ましいと、今までお待ち頂いておりましたお客様のご自宅の屋上を防水改修させて頂きました。
既設防水層は新築時の塩化ビニル系シート防水の上に塗膜防水にて一度改修されていた状態でした。
新築時の塩化ビニルシート防水の劣化破断応力に塗膜防水層が追従出来ず、一緒に破断している箇所が数カ所ある状態でしたので、今回の改修仕様は、ディックプルーフィングの新環境対応型 DPワンガード・ゼロST TVJシート貼り下地絶縁工法 遮熱トップ仕上げ仕様をご提案させて頂き施工する事になりました。
下地清掃の後、層間プライマーを塗布し、TVJシートの貼り付け。
裏面に非加硫ブチルゴムの粘着層が付いたTVJシートを貼り、下地と絶縁する事で既設防水層の破断応力を新規の防水層に与えなくする事が出来ます。
裏面に非加硫ブチルゴムの粘着層が付いたTVJシートを貼り、下地と絶縁する事で既設防水層の破断応力を新規の防水層に与えなくする事が出来ます。
TVJシートを貼った上に、ウレタン塗膜防水材 DPワンガード・ゼロSTを2層 積層していきます。
1層目 ↓
2層目 ↓
DPワンガード・ゼロSTは、従来のウレタン塗膜防水材と違い下記のような特徴があります。
〇 工事中の嫌なニオイを低減しました。
〇 有害な特定化学物質を不使用。
〇 すぐ固まるので、工期も短縮。
〇 強度がトップクラス&長持ち。
〇 環境に優しい材料です。
最後に、トップコートとして遮熱タイプのトップコートを塗布して完成です。
遮熱タイプのトップコートを塗布する事で、防水層表面温度の上昇を低減させる事が出来、防水層への負担を和らげる効果が得られます。
完 成 ↓
着工前 ↓
完 成 ↓
着工前 ↓
完 成 ↓
着工前 ↓
完 成 ↓
昨今、作業現場においてウレタン塗膜防水材料について特定化学物質が含まれている防水材料の取り扱い方法などで労働基準局より指導を受けるケースが出てきております。
弊社は、作業員や工事現場付近にお過ごしの皆様の人体への影響を第一に考え、現在取り扱っているウレタン塗膜防水材料は、全て特定化学物質無配合のウレタン塗膜防水材料を使用しております。
これからも 人に優しく、建物に優しい防水工事 を心掛けていきたいと思います・・・
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