石川県金沢市を中心に富山県、福井県の防水工事・塗装工事実績などを中心に随時更新していきます。

社長ブログ

2015年8月アーカイブ



7月に施工させて頂きました、金沢市内 老人介護施設の屋上防水改修工事です。

着工前(ウレタン系塗膜防水) ↓
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完成(塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓
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施工中 ↓
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着工前(ウレタン系塗膜防水) ↓
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完成(塩化ビニル系シート防水 S-M2工法) ↓
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既存ウレタン系塗膜防水のトップコートが経年劣化により剥げてきていました。
ウレタン系塗膜防水の防水層はトップコートが剥げてくると、紫外線によるダメージが急激に進行していきます。

近年、オゾン層は緩やかに回復してきているらしいのですが、紫外線の量は未だ増加傾向にあるそうです。

皮膚や眼など人への健康への影響ももちろんですが、防水層の劣化も注視していきたいですね。





昨日の7月31日は、新製品 ノンスチレン樹脂を使ったFRP防水「コロテクト ネオワン」の講習会に出席して来ました。

「コロテクト ネオワン」は、従来のポリエステル樹脂に比べ大幅に臭気が削減された環境対応型のFRP防水材です。


コロテクト ネオワン特長

スチレンを含んでいないので臭気が大幅に低減されました

ノンスチレン樹脂のため、従来製品の様なスチレン臭がありません。

従来のFRP防水材(ポリエステル樹脂)に比べ、低臭気のため、

「臭気」による工事中の苦情を大幅に抑制できます。

特定化学物質『スチレン』『エチルベンゼン』
および有機溶剤『トルエン』『キシレン』等を含みません

ネオワン工法に使用する材料は、労働安全衛生法に定められた

特定化学物質障害予防規則(特化則)および有機溶剤中毒予防規則の

対象物質を使用していないため、防水工事店の現場安全管理業務の

軽減はもちろん、工事中の作業者や周囲の人々の安全の向上がはかれます。

性能・品質は従来のFRP防水用樹脂と変わりません

『JASS8 M-101-2014 防水用ポリエステル樹脂

(日本建築学会 建築工事標準仕様書・同解説JASS8 防水工事)』の品質を有しています。

FRP防水材工業会認定の『環境対応型FRP防水材』です

FRP防水材メーカーの団体である『FRP防水材工業会』の認定製品です。

施工性は従来のFRP防水とほとんど変わりません




愛知県立一宮で開催された講習会、昨日は特に暑い日で会場内の温度計は36.6度・・・
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防水材料メーカーのディックプルーフィングさんより、製品開発主旨説明や施工時の取り扱い注意点などの説明を受け・・・
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実際に「コロテクト ネオワン」の材料を使用し、各社で実技施工をしてみました。
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昨年2014年11月に、厚生労働省が労働安全衛生法で定める、特定化学物質障害予防規則の対象物質にスチレンが追加されました。
これにより、浴室などの屋内でスチレン樹脂を含んだFRP防水工法を施工する際の規制が強化されました。

作業者の健康面への配慮はもとより、従来のFRP防水改修工事などではFRP防水材に含まれるスチレンという有機溶剤の臭気が施主様や近隣住民の方からすごく敬遠されています。

「コロテクト ネオワン」は従来のスチレンタイプのものに比べ、97パーセント以上臭気を抑制することに成功した製品です。


詳しくは下記メーカーHPをご覧ください↓


これからも環境に優しい・人に優しい、より安全安心な防水工事を心掛けていきたいと思います。