各メディアで報道されておりましたが、繊維加工大手の小松精練さんが石川県能美市の旧本社社屋改装でカーボンファイバーロッド「カボコーマ・ストランドロッド」を世界で初めて耐震補強材として採用した <ファブリック・ラボラトリー「fa-bo (ファーボ)」 旧本社棟改修プロジェクト> がこの度完成し、昨日13日に落成披露会が開かれておりました。
設計は東京の新しい歌舞伎座も手がけられました建築家の隈研吾氏・東京大教授(株式会社隈研吾建築都市計画事務所さん)が担当されています。
施工者は清水建設さん。 弊社は屋上の防水工事及び、乾式浮き床工法を採用しての屋上防水層上のグリーンビズフロア床工事について担当させて頂きました。
屋上 ↓
屋上には保水セラミックパネル「グリーンビズ」を地面のような自然な三次曲面に敷き詰め、セダム(多肉植物)で緑化されています。
たくさんの工夫点があるので工事過程の写真を載せながらご紹介したいところではありますが、掲載許可を取っていないのでこれ以上の工事過程や建物内部の写真掲載は控えておきます。
その他の写真等は小松精練さんのHP http://www.komatsuseiren.co.jp/cabkoma/ をぜひご覧ください。
その他の写真等は小松精練さんのHP http://www.komatsuseiren.co.jp/cabkoma/ をぜひご覧ください。
防水層上の仕上げ方法について初の試みという点も多く、清水建設さんや防水材料メーカーとの打合せや各試験を繰り返しながらの施工でした。
何かと苦労する点が多かった現場でしたが、工事が完成した今では大変貴重な経験を積ませて頂く事が出来たと有難く思っています。
工事に一緒に携わって頂いた関係者の皆様、誠に有難うございました。
予約制みたいですが、小松精練ファブリック・ラボラトリー[fa-bo(ファーボ)]は2015年12月1日以降、一般のご見学が可能だそうです。
多くの方に足を運んで頂き、屋上や建物内部をご覧頂けると私も嬉しいです。
fa-boファーボ HP http://www.komatsuseiren.co.jp/cabkoma/fabo.html
fa-boファーボ HP http://www.komatsuseiren.co.jp/cabkoma/fabo.html
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