石川県金沢市を中心に富山県、福井県の防水工事・塗装工事実績などを中心に随時更新していきます。

社長ブログ

2018年4月アーカイブ



ごみ処理施設新築工事屋上防水を担当させて頂きました。


ドローン撮影による全景写真 ↓
(※ 撮影の許可を得ています。)
写真 2018-04-19 10 51 15.jpg
屋上の防水下地がALC版でしたが、強度と耐久性に優れたシーカプランを採用する事で風圧に対する安全性の高い防水システムが実現出来ました。

SPLマット(絶縁シート)敷設 ↓
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IWディスク取付 (エポキシ樹脂を注入しアンカー固定) ↓
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シーカプランG 貼り込み ↓
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完 成 ↓
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施工前に実際に現場で使用されたALC版の端材にてアンカー引抜き強度試験を下地破壊時の数値まで計測し、耐風圧安全率の確認をしました。

他の材料メーカーの塩ビシート防水機械的固定工法よりディスク取付箇所が少なくて済む分、下地のALC版に穴を開ける箇所も少なくALC版にも優しい工法と言えます。



屋上防水だけでなく、建物内部の防水や水槽内、防液堤内の防食工事など長期間にわたっての建設工事期間、元請け建設会社や関係する方々には大変お世話になりました。
有難うございました。


長期間の工事がようやく完工すると思うと、防水工事の担当をさせて頂いただけですが非常に嬉しいものですね。




木造建築物の屋上防水

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富山県砺波市の木造新築建物の屋上防水を施工してきました。


防水仕様は塩化ビニル系シート防水 t=2.0mm 密着工法

今回は木下地なので機械固定工法(絶縁工法)ではなく、全面下地にボンドで接着させる密着工法での施工。

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北陸では雨天が多く下地に水分が含んでいる事で接着不良が発生したり、寒暖差が大きい為に建物の動きによるシートの剥がれなどが生じる恐れがあるので、密着工法が採用される事は少ないです。

ただ、今回の現場は風の影響を受けやすい地域でもあった為に、アンカービスで固定する機械固定工法で施工するには不安があり密着工法を採用する事にしました。


木下地は一旦濡れてしまうと、完全に乾くまでに時間が掛かってしまうので、今回は上棟の日から雨天に遭うまでの晴天の間に急いで密着貼りの施工を済ませました。



現在、林業の成長産業化を図る施策が国や行政で行われるようになり、建築においても木材利用に加えてCLT(直交集成板)の活用なども積極的に取り組まれるようになってきました。

ヨーロッパでは法令などの見直しによって2020年には5階建て以上の木造建築が可能となる予定だそうです。


これから中層大規模木造建築物が増えてくるとすると、防水工事のやり方や可能性などを改めて考えてみる必要があるかもしれません・・・






倉庫内コンクリート床のひび割れ防止用に設けられてたコンクリートカッター目地(誘発目地)に、カッター目地専用のエポキシ樹脂シール材を充填してきました。

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カッターで切ったままにしているところもありますが、ゴミが挟まったり、カッター目地付近の角が欠けたりしますよね。

このカッター目地専用エポキシ樹脂シール材は、変成シリコン系やポリサルファイド系のシーリング材より硬い材質なので、次のような特長があります。

〇 カッター目地付近の角欠けを抑制出来ます。

〇 施工後の収縮が比較的小さいので、凹みにくいです。

〇 フラットな仕上げに出来るので、台車運搬時の衝撃が和らげられます。

色はグリーンの他、ブラウングレーがあります。 



その他、こちらの写真は他の現場の写真ですが、ひび割れてしまった部分に充填してフラットに仕上げるクラック専用シール材もあります。
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このような仕事もしておりますので、お困りの際はお気軽にお問合せください。