石川県発注で昨年11月から着工しておりました 『産業展示館4号館 トップライト防水改修工事』 が昨日に本検査を終え無事に完工する事が出来ました。
工事内容は屋根の上にあるガラストップライト部分をシート防水層にて覆う工事です。
着工前 ↓
(※ ドローン飛行に関する航空局及び施設管理者様の許可を得ています。)
工事中 ↓ (塩化ビニル系シート防水)
完 成 ↓
トップライトからの雨漏りでお困りのケースはよくあります。
シーリングが劣化破断するとすぐに雨漏り事故につながってしまいます。。。
今回は塩ビシート防水層で覆ってしまおうという工事内容でした。
防水仕様は、屋上防水でおなじみの塩化ビニル系シート防水 厚1.5mm 機械的固定工法。
あらかじめシートを固定する為の塩ビ積層鋼板を下地に取付て、鋼板表面とシートの裏面を溶融着させて張り込んでいく工法です。
まずは事前に鋼板を取り付けるビスの引抜き強度試験を実施 ↓
数値は問題の無い引抜強度でしたが下地がアルミ建材という事もあった為、今回は弊社の工夫点としてディスク鋼板を通常のディスク鋼板ではなく、風による衝撃に強い『免振ディスク』 を採用する事にしました。
あらかじめ留め付けた免振ディスクに対し、塩ビシートの上からIH ヒーター (電磁誘導加熱器) を当て免振ディスクを加熱し塩ビシートと融着固定させていきます。
積雪が多いと工事が思うように進まない工事箇所で何かと心配しておりましたが、工事期間中は積雪量が少なく防水作業を順調に進める事が出来ました。
関係者の方々お世話になりどうも有難うございました。