3月年度末で完工した工事の中で、土木工事に伴う防水工事も数件施工させて頂いてました。
〇道路関係の土木防水
金沢市内で工事されている海側環状線の道路の下を横断する地下道の防水工事でした。
横断地下道の中に地下水が滲み出ないように、土に埋まる部分のコンクリートの外側に土木用の改質アスファルトシート(カスタムPA)を貼り付けて防水します。(写真は防水して土を埋めた状態)
この横断地下道の上に海側環状線が横切る予定です。
隣ではその海側環状線の道路工事の真っ最中 ↓
海側環状線が8号線につながると便利になりそうですね。
〇橋梁の土木防水
こちらは富山県魚津市内の橋の補修工事に伴う土木防水でした。
車道、歩道部分のアスファルト舗装を削り取り、土木防水用のアスファルト防水材(CSコンパウンド)を加熱溶融して塗布するアスファルト塗膜防水。
橋梁床版のコンクリート躯体や鉄骨構造物を雨水から保護する事が目的です。
塗膜を塗布する前に橋梁用プライマーを塗布 ↓
土木防水用アスファルト防水材(CSコンパウンド)を溶解釜で加熱溶融 ↓
加熱溶融したアスファルト塗膜(CSコンパウンド)を塗り付けていき防水層を形成 ↓
アスファルト塗膜を塗り付けた後に珪砂を散布し防水工事が完了。
防水の後にアスファルト舗装を重ねて仕上がりです。
補修工事を繰り返し、耐久性を保った状態で地域の皆様に安心してご利用頂きたいですね。
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