非常に風の強い立地で強風時の雨漏りにずっとお困りだったというお客さまより防水改修工事のご依頼を受け、この度施工させて頂きました。
着工前 ↓ (既設 塩化ビニル系シート防水 密着工法)
完 成 ↓ (新設 塩化ビニル系シート防水 断熱 機械的固定工法)
着工前 ↓ (既設 塩化ビニル系シート防水 密着工法)
完 成 ↓ (新設 塩化ビニル系シート防水 断熱 機械的固定工法)
着工前 ↓ (既設 塩化ビニル系シート防水 密着工法)
完 成 ↓ (新設 塩化ビニル系シート防水 断熱 機械的固定工法)
強風を伴う雨天の時には屋上に出入りする為の扉の下より雨水が吹き込んでしまうらしく、新たに二重にサッシ扉を付ける為に下地コンクリートを斫り込んで防水施工前の下地調整 ↓
普段お住まいされている住居ですので、断熱防水にする事で住宅内の断熱性能が上がりますよとお勧めさせて頂きまして、防水改修に併せて硬質ウレタンフォーム断熱材 厚み35mmを敷設しました。
強風時に外壁面より笠木内へ雨水が吹き上げ、立上り天端部分よりも漏水していたようです。
今回は、外壁側も板金工事等の雨漏り対策をし、アルミ笠木施工の際もアルミ笠木台座取付部分に念入りにシーリング処理を施し雨水が浸入しないようにしました。
最後に塩ビシート防水専用の保護遮熱トップコート(VTコートC)を塗布し、完成です。
遮熱トップコートは断熱防水の際には必須と言っても良いほど断熱防水に大変効果的ですし、塩ビシート防水層表面に汚れがつきにくく、塩ビシートに含まれる可塑剤の揮散も抑制され、防水層の高反射性能持続と耐久性持続が長期にわたって期待出来ます。
標高が高い訳でも海が近い訳でもないのに、風の強い立地というのは分からないものですね。
工事中も強風に非常に気を遣いながらの施工になりました。
これからは強風を伴う雨天でも安心してお過ごし頂けると思います。
どうも有難うございました。
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