金沢市内戸建て住宅 大屋根のシート防水改修を施工させて頂きました。
加硫ゴム系シート防水の上に塩化ビニル系シート防水 機械的固定工法にて防水改修
防水下地がALC版だった為、ディスクや塩ビ鋼板を固定するアンカーは専用の太めの8ミリアンカーを使用し、下穴にはエポキシ樹脂の注入を併用して高い固定強度を確保します。
更に今回は強風対策として風の力を低減させる免振ディスクを採用。
大屋根に積もった雪が滑り落ちないように、塩ビ樹脂が積層されている塩ビシート防水専用の雪止め金具を取り付けます。
最後にオプション仕様の塩ビシート専用の高反射保護塗料(VTコートC)を塗布しました。
最近こちらの保護塗料を塗る事が増えてきました。
夏季におけるシート防水層表面の温度を下げ、塗料皮膜が紫外線・熱によるダメージを抑制してくれますし、塩ビシートに含まれる可塑剤の移行も抑制するため、シートの柔軟性を長持ちさせ耐久性を5年程度伸ばすことが出来ます。
オススメです!
今回の塩ビシート防水の仕様は、田島ルーフィング(株)『ビュートップ VT-U815免振-ALC-CC工法』になります。
・ALC版下地
・免振ディスク採用
・専用雪止め金具取付
・高反射保護塗料仕上げ
と、通常の塩ビシート防水にオプションが色々と追加された仕様で施工させて頂く事が出来ました。
どうも有難うございました。